スピリチュアルをなぜ信じる?【見える物だけではない】根底は?

スピリチュアルをなぜ信じるか?顕在世界だけではない、根底があるからです。意識や見えない世界について解説します。

一言に「スピリチュアルを信じる」と言っても

例えば、霊的な存在。神様、仏様、幽霊、悪霊、その他。

神様にもいろいろありますが、ギリシア神話ならゼウスとかアテナとかが有名どころ、北欧神話ならオーディンやトールなど、ケルト神話ならクーフーリンとか有名です。

キリスト教ならばもちろんイエス・キリスト。

仏教なら仏様が沢山いらっしゃいます。

「神様」「仏様」と呼ばれていますが、基本的には目に見えない存在です。

でも、科学が発達していなかった大昔は、天国と地獄の概念がはっきり人々の頭の中にあって、しかもこれらの神様を崇拝していました。

誰に教えられずとも、神様仏様という目に見えない存在を信仰していたのです。

そしてだんだん信仰しなくなって行って、現在に至る訳ですが。

昔の人が信仰していたのに、だんだん信仰されなくなっていく過程は非常に悲しいものがあります。

ちなみに錬金術も、「黄金を錬成する術」として有名ですが本来は「神様と交信する」という目的で、霊的なものと交信したり、自分の霊性を高めたりする為に、「賢者の石」の錬成を目指したそうですよ。

目に見えなくても

都会や騒がしい所では、感じられませんが、自然が豊かな場所では、生き物ではない何かの気配を、感じとることが出来る場所があります。

実際、それらの気配というのは、樹木や自然と共に息づいていて、一緒に呼吸しているように感じられます。

しかしそれは目に見えないので、感じ取る人が、どれだけ感じ取れるか、に掛かっています。

意識すればそこに量子が偏在する、というのは、有名なディーン・レイディン博士の考え方ですが。

しかし、同時に、いないと信じてしまえば、そこにはなにもいないことになります。

念じれば現実になる、ということも実際に起きる現象です。

“スピリチュアルを信じる”って?

何を神様、仏様と思うかというのは、人の自由です。というか、時代がそうなってしまいました。

今台頭している宗教は、キリスト教、仏教、神道などですが、その他にも世界各国にはいろんな宗教があって、いろんな人がいろんな神様・仏様を信仰しています。

ブッダという人は、民衆を救う為に、自ら修行して、悟りを開き、その教えを残しています。

科学的な説明がつかない存在天地創造という物語が、いろんな宗教のお話、神話で残っています。

世界の誕生はどのようであったか。また、滅びる際はどのようであるのか。

どの神話でもそこには、「人間が決して敵わない大きな存在」が働いて、天変地異が起きています。大洪水、大火災、天地がひっくり返る、等……宇宙の誕生を説いている神話もあります。そこにも「大きな存在」の力が働いていることが分かります。

宇宙はビッグバンによって誕生した、というのが科学的な話になりますが、神話的・宗教的にはそうでありません。人間は神様・仏様の子供として、この世に修行に来ている、というのがいろんな話にあります。

非科学的なものというのは、時代がどんどん新しくなって、科学がどんどん進むにつれて、敬遠されるようになってしまいました。

ソクラテスという人はすでに無神論の代表と言える人かもしれませんが、日本では特に無神論が強い傾向にあります。ですが、やはりいつの時代でも目に見えないものというのは、存在している訳で、その存在を信じる人もいる訳です。

というか、存在している、と言った方がいいかもしれません。

科学では病気が治りますが、非科学的な現象については放っておかれています。

それは、何によって説明をすれば良いのでしょう?

しかし、それは「存在しない」ことにされてしまって、現在はその傾向が強いです。

でも目に見えない存在による現象で、苦しんでいる人も居る訳です。

科学的には説明がつかないことで困っている人もいるのです。

最終更新日:2025-09-26 / 著者/監修:女子東京無料相談事務所 住職
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