大学の勉強つらい。熱量を持って努力!道は探求と理解の先に!
結論:
大学の勉強がつらいのは「理解して生み出す側」に回っている証拠です。
やりがいを感じる分野へ比重を移しつつ、時間と勉強法を自分仕様に組み替えれば、つらさは意味のある負荷に変わります。
- 全部を完璧にやろうとせず、「やりがいがある科目」と「最低限でいい科目」を分ける。
- 一人で抱え込まず、友達・ゼミ仲間・図書館や教授などのリソースを活用する。
- アルバイトや遊びとのバランスを見直し、「勉強に使える自由時間」を取り戻す。
注意点:
つらさの原因がメンタル不調や体調不良、いじめ・ハラスメントの場合は、無理せず大学の学生相談・保健室など公的窓口を優先してください。この記事は勉強そのものが重い人向けの内容です。
次のアクション:
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勉強=やりがいになれるか?
結論:
大学の勉強は「自分で掘り下げて生み出す」段階だからこそ重く感じますが、やりがいを感じるテーマに出会えれば、つらさは意味のある投資に変わります。
- 大学の勉強がつらい理由は「量」よりも「目的の見えなさ」にある。
- やりがいのある分野に出会えると、同じ勉強量でも充実感が増す。
- まずは「何がしんどいのか」を分解し、自分なりの達成ラインを決める。
大学の勉強、つらいですよね。
専門的な分野を深く掘り下げて勉強しなければならなかったり、アルバイトやサークルとの両立がつらかったり、遊びも楽しみたいけれど「勉強しなくちゃいけない」からつらかったり、そもそも何のために勉強してるんだっけと思っていたり、様々理由はあると思います。
大学の勉強というのは高校の時のように塾や予備校があるわけではないので、その分野に関して理解を深めるためには自分で参考書や入門書を購入して「自学自習」のようにすることが多くなってくると思うのですが、それは高校の時から「この大学に入ろう」と目標を持って頑張って来た人のモチベーションであり、目標もなく大学に入学をした大学生にとっては苦痛以外の何物でもないと思います。
勉強以外でもそうですが、「やりがいがある」という感覚はとても大切だと思います。好きなこと、楽しいこと、いろいろあると思いますが、「やりがいがある」ことをすると、人生が豊かに感じませんか?
大学では基本的に時間割を自分で作ります。
自由な時間を作ることも出来るし、全て自己管理に任せられています。
必修もあると思いますが、選べる講義もありますし、いろんな勉強が出来ます。
そのいろんな勉強の中で「やりがいがあるな」と思える勉強が出来れば、つらい以上に大学に通っている意味があると思います。
もちろんやりがいを感じるまではつらいです。
自分なりに乗り越えた時に「やっぱりこの教科はダメだ」と思うのならそれまでだし、「つらくてもやってよかった!」と思うなら研究対象にする価値があります。
ミニ結論
「つらい勉強」の中からやりがいの芽を探し、そこに時間とエネルギーを少しずつ寄せていきましょう。
好きな分野をやりこなそう
結論:
全部を平均点でこなそうとせず、興味ややりがいを感じる分野を「主役科目」にして、そこだけはとことんやり込む方が、大学生活の満足度は上がります。
- 苦手科目は「単位を取るための最低ライン」を決めて頑張る。
- 得意・好きな科目は、試験やレポートでトップを目指すくらい集中的に。
- やりがいのある分野での成功体験が、自信とモチベーションを支えてくれる。
単位を取らないといけないので苦手な分野でも点数は取らないといけないのですが、興味があったり、やりがいがあるなぁと感じた講義こそ、試験に注力すると良いと思います。
高校までは、勉強は一応全教科そこそこ点数を取れないといけない、というイメージですね。
英数国理社全てにおいて点数を取り、合格ラインに乗せて行かないといけません。
そういう恐怖が染みついていて、「最低限出来ればいいや」という発想にはなかなかいかないかもしれませんが、勉強でもサークルでもアルバイトでも、「しなきゃいけないから」でやるより、「やりがいがある」と感じてやった方が、今後の人生楽しいです。
大学生は高校生とは違います。
興味のある分野や、やりがいを感じる分野こそ、徹底的にやるという機会を逃しちゃいけなくて、興味のないものは最低限やれたらそれで良いのです。
つらい勉強やしたくない勉強、やらなきゃいけない勉強は最低限頑張って、興味がある、やりがいを感じる勉強は主席でいく!くらい頑張れたら、楽しいと思います。
勉強なんて…と思っていたら勿体ないです。
ミニ結論
「全部そこそこ」より、「一部を全力」の方が、つらさよりも手応えの方が大きくなります。
誰かと一緒に勉強することも効果的
結論:
一人で机に向かうのがつらいなら、友達やゼミ仲間と「勉強を共有する場」を作ることで、やる気と集中力をテコ入れできます。
- 自習室や図書館で「一緒にいるだけ勉強会」を開く。
- わからないところを教え合うことで、理解も深まりやすい。
- 人と協力して学ぶ感覚は、社会に出てからも必ず活きる。
一人で勉強するのがつらい時は、誰かと一緒に勉強すると、モチベーションが上がります。
モチベーションというのはとても大切で、特に維持するためには自分の気持ちから改造する等努力も必要です。
自分一人で何かを探求していくのが好きな人と、他の人と協力し合いながら探求するのが好きな人がいると思うので、一人で勉強するのがつらい場合は恐らく先に述べた二択のうち後者だと思いますから、誰かを誘って勉強してみましょう。
そもそもやりがいとかないし、大学だってなんとなく入ったし、という人には、自分から自主的に何かを求めていく姿勢が足りません。
大学生ならまだまだ取り戻せますから、「誰かに与えてもらうのを待つ」のではなく、自分の力で生産性を上げていくことを目標にしましょう。
仕事でもそうした能力は必要になってきます。
子供から高校生くらいまでは、「与えられたものを消費する」だけでも良いのですが、社会に出るということは「消費した分を生産していく」ということなので、生産側に回る場合には自分で求めて追及したり興味があることを探して深めて行ったりしながら、自分の能力で何かを生み出す力が必要になります。
物を売る、情報を伝える、創作物を作る、サービスを提供する。
生産行為は様々な形で行われています。そしてそれを自分も行うのです。
勉強も同じで、高校生までは「与えられた勉強を消化吸収する」だけでも通用しましたが、大学生からは「勉強を通して新たな理論や学びを創作し検証する」、つまり勉強を通して自ら何かを生産することになるので、そう考えるとそりゃ勉強も難しくなるし、つらくなるのは当然かもしれません。
生産するというのは赤ちゃんを産むくらい、スイカを鼻の孔からひねり出すくらい大変なことなので、つらい気持ちとは切っても切り離せないと思いますが、要するに「大学生って、すげぇな」と自画自賛出来ちゃいます。
頑張る自分を褒めて、つらさをモチベーションに変えましょう。
きっとその姿勢に評価は後から付いてきます。
ミニ結論
「自分一人で全部」ではなく、「人と一緒に探求する」選択肢もどんどん使っていきましょう。
点数を取るために「頑張らない」
結論:
大学では「高得点=勝ち」ではなく、「理解して探求できること」が本番です。点数だけを追いかける頑張り方から、自分との勝負にシフトしましょう。
- 丸暗記型の勉強は高校までで卒業する。
- 大学では「なぜそうなるか」を理解し、自分なりの考えを持つことが大切。
- 競争相手はクラスメイトではなく、「すぐ諦めてしまう自分」。
勉強にはいつでも評価や判定がついて回りますが、大学の勉強を「点数を取るために頑張る」方式でやってしまうと、つらいことになります。
丸暗記や定石を押さえていれば、という勉強は高校までで、大学の勉強は一歩踏み込んで「理解してそこから発見する」ことが必要になってくるからです。
勉強以外でもそうですが、例えば自分の中で「人生ってこういうものだよな」という定着した考えってありませんか?
それは、あなたが今まで生きている中で観て聴いて体験して成功したり失敗していく中で、ある種の「法則」のようなものを理解したから考えとして持っているのであって、「法則」を発見するまでに時間もかかっているはずです。大学生なら、少なくとも18年かかっている。
人によりますが、理解というのにも時間が必要ですし、その間つらいなと思うこともあります。
勉強は人生と違って机に固定されてしまうのが基本ですが、高校の丸暗記が通用しない分、理解までに自分と格闘することになるので、どれくらい勉強したら休む、ノルマを決めて達成出来たら自分に甘くするなど、丁度良い戦闘態勢を常に維持できるように工夫しましょう。
高校生の頃は、大学受験のためにクラスの平均点や同級生の成績、模試の判定など、何か越えたいものや負かしたい「競争相手」がいて、それに勝つ!という感じで勉強してきた人もいると思います。
人生論みたいなことを書きますが、一番勝って負かさなくちゃいけないのは自分自身です。
大学の勉強は「いかに理解して探求して自分なりに理論や新発見をして、発表するか」にかかっているので、戦う相手は「探求しないであきらめる自分」だったり「勉強がつらいと思っている自分」なのです。
大人になっても「誰かより私の方が優れていた」なんていう人は沢山いますが、その人は競争相手を間違えています。
競争相手は自分です。大学の勉強がつらくても、どこまで自分と戦えるかで、その後の人生変わって来ると思います。
ミニ結論
点数よりも、「昨日の自分より一歩理解が進んだか」を小さな勝利として積み重ねましょう。
勉強には、時間の工夫も大切です
結論:
大学の自由時間は、実は「学びや研究のために渡された時間」です。アルバイトや遊びとのバランスを工夫して、勉強用の時間を取り戻すことが鍵になります。
- 「なんとなくアルバイト」に自由時間を全部奪われていないか見直す。
- 授業の空きコマや移動時間を「軽い勉強時間」に変える。
- 学費を自分で払う場合も、時給とシフトを工夫して勉強時間を確保する。
さて、ここまで書いてきて、取り上げていないのが「時間」の問題です。
大学の勉強は探求して、掘り下げて、理解して、自分自身でも発見する。
そのためには時間もかかります。そして時間が必要です。
なぜ、大学の時間割は自己管理に任されているのでしょうか?
それは、自由な時間と思われているその時間を、勉強は研究に充てるためなのです。
そしてその自由な時間を、アルバイトなどに充てている人も多いです。
以前著者は、大学の教授の元へやってきて修行させてもらっている社会人を見たことがあります。
恐らく、何らかの伝があってのことなのでしょうが、大学ってやっぱり「自ら学びたいと思う人が集まる場所」なのだなと感じました。
社会人は大学生よりも時間がありません。拘束時間が長く、毎日の仕事に忙殺されるので、仕事以外の時間を生み出すためには時間の使い方の感覚を身に付けていないといけません。
時間の作り方が上手い人と下手な人とで歴然とした差が出てきます。
高校までは、義務教育として先生から生徒へ否が応でも勉強を「与える」という感じで、高校生まではそれを受け取るだけでも良かったのでした。
しかし大学ではそれがシフトチェンジして、義務教育は与えないけど時間は与えるよ、という感じなのかなと思います。
アルバイトをしている人は大学の自由な時間をそちらへ振り分けていると思いますので、当然「時間がない!」と思っているでしょう。
ですが今は、社会人ではなく、アルバイターとしてシフトを動かすことが出来ます。働く業種によっても違いますが、大学生は基本的にアルバイト先に生活すべてを拘束されるいわれはありません。社会人との違いをしっかり自覚する必要があります。
アルバイト先の拘束がひどいのだったら、働く先を考え直す必要があります。
大学生の自由な時間は勉強や研究に充てられるためにあるので、アルバイト先にはあなたの勉強や研究を制限する権利はありませんし、アルバイト先にその権利を渡すように動くべきでもありません。
学費を自分で稼がなくてはならない人も、複数掛け持ちしているなら給料の良いアルバイトへ統一して時間を生み出す。というより本来与えられている自由な時間を「取り戻す」。
アルバイト先の言いなりになるのではなく、自分からの工夫が必要不可欠です。
ミニ結論
「時間がない」ではなく、「時間をどう取り戻すか」を一度真剣にデザインしてみましょう。
勉強したい、自分の根底を見つめてみよう
結論:
子どもの頃から好きだったことや、心が動いた瞬間を掘り起こすと、「なぜ今この勉強がつらいのか」「本当は何を学びたいのか」が見えてきます。
- 幼い頃から好きだった遊びや夢を書き出してみる。
- 「やめろ」「無理」と言われて諦めたものがないか思い出す。
- 今の勉強と過去の「好き」がどこかでつながらないか探してみる。
子供の頃好きだったことっていつまでも大切で、そこを根っことして「大人になった時になにをしていたいか」というのが幹になり枝になり葉になっていきます。
親から止められたり、友達に馬鹿にされたりして日の目を見ないまま枯れてしまった思いもあるかもしれませんが、大学生の今だからこそ掘り起こしてみることをお勧めします。
物事に対する熱量っていうのは、「誰かに何か言われたから」止められるようなものではないし、それが親であろうと世間の目であろうと友達であろうと、熱量はそのまま熱量なのです。
冷めたような気がしているのは気のせいです。
ミニ結論
「勉強がつらい」の奥には、「本当はこうしたい」という熱量が眠っているかもしれません。
「自分はどうなっていたいか」を考えて、勉強してみよう
結論:
「大学を出ること」ではなく、「卒業時にどういう自分でいたいか」を決めると、勉強のつらさは「そのために必要な負荷」として位置づけ直せます。
- なんとなく進学・モラトリアム延長だと、勉強の意味が見えにくくなる。
- 「将来こうありたい」を具体化すると、必要な学びがはっきりする。
- 課題は「与えられるもの」から「自分で見つけて解決するもの」へ。
大卒の肩書を利用して就職するのが目的で大学に籍を置いているのと、もうちょっとモラトリアム期間が欲しいからなんとなく大学に籍を置いているのと、将来やりたいことをするために大学に籍を置いているのとでは、勉強に対するモチベーションも違いますよね。
勉強が辛いと思うのは悪いことではないですが、辛いと思う根本的な原因は「何のために大学に入学したのか」という大元にもあると思います。
第一志望ではなかったとか、浅い考えで入学してしまったとか、さまざまあると思いますが、「あなたは何のために勉強したいのか」を考え抜かないと、大学の自由な雰囲気に飲まれて勉強もだらけてしまって、無為な時間を過ごすことになります。
課題というのは高校までは与えてもらって当たり前でしたが、本当は課題というのは自分で見つけて解決するものです。
高校生の時、医学部や理系の学部を目指している子が多かったのですが、その中の一人は高校生がやらないような問題集にまで手を出して、分からないところを積極的に先生に質問しに行くような子でした。
その時の表情は、とても生き生きしたものでした。
自分の課題というのは自分にしか解決できない、答えを見つけられなくて、誰かに助けを求めてもその助けは表面的なものにしかなり得ず、後は自分の力でやるしかありません。
そこまでの熱量を大学の勉強に向けられるのか?
大学で自分はどうなっていたいのか?
大学の勉強が辛いと思ったときは、一度自分を振り返ってみましょう。
ミニ結論
「この4年間でどんな自分になりたいか」を一度文字にしてみると、勉強の優先順位が見えやすくなります。
受け身ではない勉強をしてみよう
結論:
授業をただ受けるだけでなく、自分から本・人・経験を取りにいくと、大学の勉強はぐっと立体的になり、「つらいだけ」で終わらなくなります。
- 教授の授業で分からないところは、本や図書館・購買を活用する。
- ゼミや友人と助け合って学ぶことで、理解と情報が広がる。
- 「将来食べていくための勉強」に舵を切る選択肢も視野に入れる。
教授の授業だけで理解できないのなら、大学の購買や図書館の本にお世話になりましょう。
日本の大学生は本を読まないと言います。
沢山の本と触れ合えるのも、社会に出る前では大学生が最後です。
同じ学部やゼミ、研究室の人と助け合って勉強したり、教授に直々に質問しに行くのも良いです。
勉強はつらいけど、とにかく自分の中に落とし込むためにいろいろな工夫は出来るはずです。
もし将来の為に「これは違うな」と思ったら、いっそ「自分が食べていくため」の勉強をするのもアリです。
起業、資格、留学、いろいろあると思います。
でも肝心なのは、あなたという人間は何に魅力を感じるのか、やりがいを感じるのかということであり、他の誰かに言われたから、で勉強していても大学の勉強は役に立たないだろうということです。
受け身ではなく、自分一人でも自発的に「やりたい!」と思えることは何なのか。
つらいと思っても大学に居続けて勉強したいのか。
「安定した職業に就くため」「親に言われたから」「とりあえず」これらはみんな受け身です。
いずれ気持ちにぼろが出てきて荒んできます。
勉強のつらい時は、考えてみましょう。
ミニ結論
「与えられた勉強」から一歩抜け出し、「自分で選んだ勉強」を少しずつ増やしていきましょう。
Q&A
Q. 勉強がつらすぎて何も手につかないときは?
短い答え:
まずは「全部やる」をやめて、今週だけやることを3つに絞りましょう。同時に、体調やメンタル面の不調がないかもチェックして、必要なら学生相談など専門窓口も使ってください。
- 今抱えている課題・レポート・試験を紙に全部書き出す。
- 「今週中にやる3つ」だけ丸をつけ、それ以外は一旦保留する。
- 朝イチか授業前後など、エネルギーがある時間帯に小さく着手する。
参考リンク:
Q. アルバイトが忙しすぎて勉強時間がありません
短い答え:
「時間がない」状態を放置すると、単位だけでなく心身も削られます。シフトの組み方や時給、掛け持ちの数を見直し、大学の自由時間を取り戻す前提で働き方を調整しましょう。
- 1週間の時間割とアルバイト時間を書き出して、可視化する。
- 低時給&拘束時間が長いバイトは、条件の良い先に絞ることも検討する。
- 試験前はあらかじめシフトを減らせるよう、早めに相談しておく。
参考リンク:
Q. 将来やりたいことが決まっていないと、勉強しても意味ない?
短い答え:
将来像がはっきりしていなくても、「どんな大人になりたくないか」から逆算すると、今やるべき勉強が見えてきます。完全な答えを出すより、「暫定の方向性」を持つことが大切です。
- なりたくない働き方・生き方を書き出してみる。
- 子どもの頃好きだったこととの共通点を探す。
- 気になる分野の本や講義に少しずつ触れ、情報量を増やす。
参考リンク:
よくある質問
Q. 勉強へのやる気が続かないとき、最初に見直すポイントは?
先に答え:
「全部100点を目指していないか」「自分で選んだやりがいのある科目があるか」の2点です。好きな分野を主役にして、最低限でいい科目を決めるだけでも、気持ちの軽さはかなり変わります。
Q. サークルやアルバイトとの両立が難しく、いつも睡眠不足です
先に答え:
「全部続ける」前提を一度外し、優先順位をつけ直すことが必要です。時間の使い方を見直し、バイト条件やサークルの関わり方を調整して、勉強と休息の時間を取り戻しましょう。
Q. 将来の夢がないまま大学にいるのは、無駄でしょうか?
先に答え:
夢が決まっていない時期自体は珍しくありませんが、「なんとなく」で4年間を終えると後悔が残りやすいです。「どうなっていたいか」「何に熱量を感じるか」を探る時間として、意識的に使いましょう。
90秒ミニ診断:あなたの「勉強つらさタイプ」
勉強がつらい原因は、人それぞれ違います。5つの質問に答えるだけで、今のあなたに近いタイプと、読み返すと良いセクションの候補がわかります。
次の一手
ここまで読んで、「自分だけがダメなんじゃない」と少しでも思えたなら、それは十分な一歩です。とはいえ、進路や将来像については一人で考えると堂々巡りになりがちです。
大学生活のどこに力を入れるか、どんな道に進む可能性があるのかは、人によってまったく違います。
個別の状況で最適解は変わります。まずは軽く道筋を確認しましょう。
注意書き
制度・学則・手続は所属大学や自治体により異なります。必ず公式窓口で最新情報をご確認ください。
まとめ
1. 結論
大学の勉強がつらいのは、「理解して生み出す側」に回っているからこその負荷です。
全部を完璧にやろうとせず、やりがいのある分野と最低限の分野を分け、時間と勉強法を自分仕様に組み替えれば、つらさは意味のある努力に変わります。
2. 手順
- 今の勉強のつらさを書き出し、「理解」「時間」「目的」のどこに問題があるか整理する。
- 興味ややりがいを感じる科目を1〜2つ決めて、そこに多めに時間とエネルギーを配分する。
- アルバイトやサークルの時間を見直し、勉強のための自由時間を取り戻す。
- 友達やゼミ仲間と勉強会を開くなど、一人で抱え込まない仕組みを作る。
- 「卒業時にどうなっていたいか」を言語化し、定期的に振り返る。
3. 落とし穴
- 「みんな頑張っているから」と、自分の体力や状況を無視して無制限に頑張り続けてしまう。
- アルバイトやサークルを優先しすぎて、大学の自由時間をほとんど手放してしまう。
- 将来像がはっきりしないことを理由に、「考えること自体」を先延ばしにしてしまう。
4. 主要データ/数値
- 本記事では具体的な統計データは扱っていませんが、「大学の自由時間は学びと研究のために与えられている」という前提で考えています。(出典:女子東京無料相談事務所 住職の実務経験・相談事例)
- 勉強の理解や将来像の整理には、多くの場合「数週間〜数か月」の時間がかかることを前提に、小さな改善を積み重ねる視点を推奨します。(出典:同上)
5. 関連FAQ
Q1. 勉強がつらいとき、まずやめるべき習慣は?
「全部100点を目指すこと」です。好きな科目と最低限でいい科目を分けるだけでも、心の負荷はかなり軽くなります。
Q2. アルバイトと勉強、どちらを優先すべき?
生活が成り立つ範囲で、学費や将来に関わる勉強時間を確保することを優先してください。バイトの条件やシフトは、調整できる余地がある前提で見直します。
Q3. 将来やりたいことがなくても、大学にいる意味はある?
「なんとなく」で4年間を過ごさない限り、意味はあります。「どうなりたくないか」から考え始め、興味のある分野に少しずつ触れていく期間として使いましょう。
